信用を得るために時間厳守のマナーを徹底する

時間厳守することで信用を得る

時間厳守することで信用を得る

自分だけの問題ではない

社会人として「時間厳守」というのは基礎的なマナーです。小さい頃から学校などでよく言われることですが、なぜ時間厳守が社会人として必須のマナーになるのかきちんと理由を把握していれば、その重要性から今よりも強く意識して行動することができるはずです。
まず、時間厳守ができていない場合、そのことが個人ではなく会社そのものの信用問題につながります。例えば学生時代の試験やアルバイト、就職活動などの場面では、時間を守れないことから試験を受けられなかったり、面接で不合格になったりすることがあるかと思います。しかし、それらはあくまで個人が損をするだけです。これが社会人になり組織の中で働くことになると話が変わってきます。時間を守れないことで相手先に迷惑をかけてしまえば、「この会社は時間を守れない」「教育がなっていない」「この会社との取引はやめておこう」と、会社そのものに悪い印象を与えます。個人の時間を守れなかったという問題が、そのまま組織へのダメージになるのです。時間厳守ができない人はこの点を考えられていない場合が多くあります。自分だけではなく、自分の属する組織そのものに迷惑がかかるということを忘れないようにしましょう。

時間=賃金

「時は金なり」という言葉があるように、時間というものは労働への対価を得るために設けられる基準になります。働いた時間=賃金という図式をイメージしやすいものがタイムカードです。ほとんどの人は働いた時間に応じて労働の対価である賃金を得ています。決められた出社時間よりも遅刻すれば、そのルールを破っていることになります。さらにそれをごまかしているようなら、本来発生しない賃金を不当に請求し続けているということになります。
遅刻だけではなく、仕事そのものの期限もあります。締め切りがある仕事に対してその通りに進められなかったという行為も、ルールを破っていることになります。締め切りを守ってこそ仕事を遂行したと言えます。締め切りを過ぎて仕事を終えても、本来の意味で「仕事をした」ということにはなりません。また、時間を守らずに仕事をすることによって、その分を周りがカバーしなければいけなくなるかもしれません。周りも自分の仕事がある中で余計な負担をかけていることになるので、組織全体でみれば仕事を非効率的にしている要因になります。そのような人材は会社にとっては足を引っ張っているだけになりますので、もちろん良い評価を得ることはできません。
時間厳守ができなければ、組織そのものにダメージがあるだけではなく、自分に対する内部的評価までも下げてしまうことになるのです。しっかり時間を守って、信用を得るように努めましょう。

マナーに自信のない方は必見!