結婚式に呼ばれた時のマナー
招待状が届いたら
ここでは結婚式のマナーについてシーン別に紹介します。まずは招待状が届いたときですが、最低限のマナーとして期限までに返信しましょう。できるならば、届いてから2~3日ほどで返したいところです。もし結婚式当日の予定がすぐにはわからないということであれば、それが判明した時点で直接電話してその旨を伝えるようにしてください。そして、返事を書く際の筆記用具ですが、可能であれば毛筆か黒の万年筆にしましょう。とはいえ、使い慣れていない人も多いかと思います。使い慣れていないがゆえに失敗してしまっては意味がないので、その場合はボールペンで問題ありません。そして必ず黒色にしましょう。
ご祝儀はどのくらいか
次にご祝儀についてです。ご祝儀の目安は大体2~3万円ほどです。ただし、地域によってはご祝儀ではなく会費制の場合もありますので、その土地の風習に合わせておけば問題ありません。ただし、「四」と「九」を含む数字の金額を包むのはNGです。もし、出席予定だったがやむを得ず欠席になってしまったという場合は、用意していた分をお祝い金として送るようにしてください。ご祝儀を計算に入れて結婚式の準備をしているので、欠席してしまった以上それがマナーです。
その場にあった服装を
そして服装についてです。まずは女性の場合ですが、あくまでその日の主役は新郎新婦ですので、花嫁よりも目立つような服装は避けてください。自分をアピールする場ではなく祝いの席であることを忘れないようにしましょう。そのうえで、白い服装はウェディングドレスと被るのでNGです。また、ミニスカートやベアトップなどの露出の多いドレスも避けましょう。逆にジーンズなどのカジュアルすぎる服装もダメです。意識的に「フォーマル」な装いの服を選んでください。
次に男性ですが、女性と同様派手すぎる服装はNGです。だからといってビジネススーツは場にそぐわないので、その場にあった服装を意識してください。派手なスーツやシャツ、革ジャンや柄シャツ、ジーンズやスニーカーなどは、基本的にダメです。一般的には礼服で出席する男性が多いようです。
その他のマナー
お祝いの席に限らずですが、遅刻は厳禁です。しかし、交通機関の影響で遅れてしまうこともあり得ますので、もしそうなった際は必ず会場に電話してください。あるいは、他に招待されて既に会場にいる人に連絡をしてもいいでしょう。次に受付での挨拶ですが、まずは「この度はおめでとうございます」と言ってから、ご祝儀を受付の人が読める方向にして渡してください。そして食事の際は、一般的なマナーを意識していれば問題ありませんが、周りの出席者に配慮するようにしましょう。大声で話したり、必要以上にお酒を飲んだりしないように注意してください。